ロングツーリングでの疲労は筋力不足が原因
女性ライダーにとって、ロングツーリングは楽しい一方で、終盤になると肩や背中、腰が痛むなどの疲れが一気に出ることも多いでしょう。特に普段から運動不足の人は、ライディングポジションを長時間維持しているうちに筋肉が硬直してしまい、翌日以降も疲れが残ることがあります。その根本的な原因の一つが筋力不足です。バイクを操縦する際には思った以上に体幹や下半身の筋力を使うため、日頃から簡単なトレーニングやストレッチで体を動かしておくと、長距離走行でも疲労が軽減されやすくなります。
バイカーにおすすめの筋トレ
女性でも取り組みやすい筋トレとしては、プランクやスクワットなどが挙げられます。プランクは体幹を鍛える代表的なトレーニングで、短時間でもじっくり効かせることができるため、忙しい方にも続けやすいです。スクワットは下半身の筋力だけでなく、バランス感覚も養えるのがメリットです。バイクを支える際に必要な太ももの筋肉や、発進時・停止時に体勢を崩さないための安定感を高める効果が期待できます。最初は少ない回数でも構わないので、無理のない範囲でコツコツ続けることが大切です。
ツーリング後のストレッチの重要性
長距離を走ったあとは、その日のうちにストレッチを行うことで、翌日の疲労感が大きく変わります。肩や首、背中、太もも、ふくらはぎなど、負担がかかった部位を中心に、ゆっくり伸ばしてあげましょう。ストレッチは呼吸を止めずに行うのがポイントです。息を吐きながら少しずつ筋肉を伸ばし、痛気持ちいいと感じる程度でキープすると効果的です。慣れていないうちは、短時間で全身を網羅するメニューを作っておくと、ルーティンにしやすいです。
メンテナンスと心地よい疲労
ツーリング後はバイクのメンテナンスをするタイミングでもありますが、自分の体のメンテナンスも同じくらい重要です。ライディング直後に洗車やチェーン清掃などをやる場合は、作業が終わったあとにしっかりストレッチを行うと、適度に温まった筋肉がほぐれやすくなります。さらに、温かいお風呂にゆっくり浸かって血行を促進し、翌日に疲れを持ち越さないように工夫するとベストです。ツーリングの疲れは一種の心地よい疲労でもありますが、そのまま放置してしまうと身体に負担が蓄積してしまい、次のライディングが楽しめなくなる可能性があります。自分の体をいたわりながら走り続けるためにも、ツーリング後のストレッチとケアは、女性ライダーの長いライフスタイルを支える大切な要素といえるでしょう。