Home » カスタム » オイル交換のコツ

オイル交換のコツ

オイル交換

バイクのオイル交換の頻度は?

エンジンオイルは使えば使うほど基本的に劣化するものであり、定期的に交換しないといけない部分でもあります。
使わないと劣化しないと思っている人も多いのですが、実は空気中の酸素や水分などによって劣化する性質もあるので使用頻度が少ない人でも劣化してしまいます。

このオイル交換の時期や頻度の目安は走行距離では5,000km程度、頻度は半年に1回と言われているのでどちらかの条件を満たしそうなら交換するといった対応が求められます。
ただし、かなり過酷な状況で走行している方やそもそもオイルへの負担が高いと言われている空冷タイプのエンジンバイクに乗っている方は走行距離3,000kmか4ヶ月に1回は交換した方がいいでしょう。

オイル交換で用意するものについて

オイル交換を自力でする時に用意するものについてまとめます。
用意するものは新品のオイル・オイルジョッキ・ドレンワッシャー・オイルを捨てる廃油ボックス・メガネレンチやソケットレンチ・軍手などのグローブ・パーツクリーナーなどが該当します。
これにオイルフィルターの交換まで加わるのなら交換用のフィルターやフィルター向けのレンチなどが追加されるでしょう。

こういった工具を揃える必要があるので、オイル交換の費用が気になる方は工具を揃えるための費用がどの程度かかるのかを計算するところからスタートする必要があります。
また、故障を少しでも避けたい方は一般家庭ではあまり持っていない締め付けトルクを管理するトルクレンチなども用意しないといけないことも覚えておきましょう。

オイル交換の手順

実際のオイル交換の手順を簡単にまとめます。
エンジンを軽く暖気する⇒廃油ボックスをセットしてドレンボルトを外す⇒古いオイルを抜く⇒ドレンワッシャーを交換する⇒ドレンボルトを締める⇒新品のオイルを規定量入れる⇒蓋をする⇒エンジンを動かす⇒オイル漏れが発生していないかをチェックする。

文章にすると長く感じるかもしれませんが、作業そのものの難易度は低いので30分程度あれば作業は終わります。
この30分に工具の準備や片付けまで入っているので時間的には短いと言えるでしょう。

オイル交換を定期的に行うことで、状態を維持できます。
もしもバイク売却を考えているなら、バイクの状態が買取価格に影響される場合もあるので、定期的に交換するようにしましょう。
リンク:バイク買取のバイクワン

ショップで対応してもらった方がお得?

先ほどの自力で行うオイル交換は作業時間がだいたい30分程度でオイルや廃油ボックスやドレンワッシャーなどを用意するとだいたい1,500円程度はかかります。
ただし、必要な工具を買いそろえるとなるともっとかかるでしょう。
このオイル交換をバイクショップなどに依頼するとだいたい2,000円程度で終わります。

しかも、この2,000円には各ショップのサービスが追加されタイヤの空気圧チェックなどをやってくれるでしょう。
そのため、手間暇などや費用を考えるとバイクショップで見てもらった方がお得に感じますが、自分で作業する事でバイクに関する知識が増えてさらに達成感やバイク愛が高まるといったメリットもあるのです。
そのため、どちらにもメリットがあると言えるので、本人の意志によりけりとなっています。